〔036〕依遅ヶ尾山 (540m)

2009年06月20日


関西、その他の山に戻る

京都府京丹後市丹後町
”由良ヶ岳”を登頂後は簡単に登れそうな山を選ぶ。
Road Map :R482を日本海に向かい、県道653号線かから矢畑の林道に入る。
Route Map:林道脇の登山口から山頂を往復する。
標高差:約355m
日本海はいいなー
30歳過ぎまでは毎週の様に日本海に通っていたので、海岸線の名前は判るが山はさっぱり判らない。日本海側の山は夏は暑いし、冬は積雪してしまうし、中々来る機会がないが、これからは合間をみて登って行きたいと思うようになってきた。
関西百名山』  山頂からは展望抜群であったが、霞が濃いかった。
コースタイム
登り:48分、下り:35分
い ち が お や ま
登山口に向かう途中、丹後町岩木付近から見た ”依遅ヶ尾山”。
右斜面を登るとしたら大変な急登であるが、左から大きく廻り込んで登る様だ。
登山口にある最近立てられた大きな標識。
山頂を見上げる所に広い駐車場があるが、トイレは無しだった。
12時25分に登り始める。
登山口からは車で走れそうな広い林道から始まるが、
この先でターンすると結構荒れた林道になっていた。
林道の真ん中には高山植物を思わせる ”ウツボグサ”が
奇妙な姿で沢山咲いていた。 別名はカコソウ(夏枯草)と言うらしい。
8分程歩くと林道は終点となり、ここから登山道に変わる。
へんてこりんな藁葺き建屋には「ありが棟」の名前が付けられていた。「ありがとう」と読むらしい。
「ありが棟」の中を覗くと何も無かった。
登山道はジグザクに緩やかに登り、周辺には巨木が目立つ。
南方面を見ているのだがどこがどこなのかさっぱり判らない。
気温は30℃まで上がり、緩やかな登りとは言え暑くなってきた。
風は相変らず吹いているが、もう風だけでは追付かない程暑い。
22分登った地点なので ”いっぷく”には早いのだろうが、
いっぷくさせて貰う。
雑木には覆われているが明るい気持ちの良い道が続く。
山頂直下の「もうちょっと」の表示。
本当にもうちょっと登ると山頂だった。
広場に飛び出した。ここで休憩していたハイカーに尋ねると
山頂はもう少し先だと言う。 ここからの展望は良く、
石室には役行者を祭ってあるらしい。
48分にてピーク感のまったくない ”依遅ヶ尾山”(540m)に着く。
南東に見える”太鼓山”には風力発電の大きな羽根が廻っていた。
経ヶ岬方面の日本海も見えているが少し遠景気味。
こちらは竹野川とカニで有名な ”間人”方面を見ている。 相変らず霞みが酷い。
アザミ
蕾の状態と開花した”オカトラノオ
何やら白い花を一杯付けた低木。
花のアップを撮らなかったので何の木か判らない。
登り時に ”でかい木だ”と思ったが、下り時にも
同じことを思ったので写真に撮っておく。
ホタルブクロ
『山頂広場に咲いていた花』 見所が無かったので花でも載せておきます。
日本海の海岸線が見えるのが嬉しいが、ここからだとちょっと遠過ぎる。